七夕伝説の訪問着

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こんにちは、


着物の仕立て、仕立て直し、サイズ直しをしております。


伊藤和裁です。


いつも、ブログを見ていただき、ありがとうございます。




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現代の辻が花作家、吉野一廉(よしのひとかど)の色無地です。



色無地は、基本的には、柄合わせがないので、する必要がありません。



ですが、この色無地は、地模様ボカシ柄に、なっているんです。



仕立てる前の一反の色無地の生地のまま、一般ユーザーには、柄なのか、見てもわかりません。




この難しい、色んな柄合わせが考えられるこの生地をセンス良くできたなら、



お客様にも、喜んでもらえます^^



なので、伊藤和裁では、このように先生方で相談します。



左右に袖の柄の違いが分かっていただけたでしょうか?



相談の結果、右の写真の柄合わせになりました。





話しは変わりまして、伊藤和裁で仕立ては作品を見て下さい。


今回は、訪問着を仕立てので、ご覧下さい。


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生地は一越縮緬(ひとこしちりめん)です。



シボが細かく、しっとりとした質感です。訪問着、色留袖など、手書きで柄を描くのに



作家さんに好まれる生地ですね。


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染めはクリーム地、上品な感じです。


柄は、文様取り合わせですね。正倉院文様と自然文様とで、描かれています。



文月(七月)、七夕の天の川をイメージに古代から今に残る奈良、正倉院の宝庫の文様を


天の川に凝縮しています。




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柄の意味は^^


天平の時代(正倉院文様の時代)から、七夕の日に夜空を見上げると織姫星と夏彦星の伝



説は今も変わりなく語り継がれていると・・・・・な感じでしょうか^^